八甲田山です。
昨日白神岳下山後、一気に八甲田登山口「酸ケ湯温泉」に向かいました。うまく行けば温泉に入れるかと思いましたが残念ながら時間切れです。白神から酸ケ湯まで150キロですが、思いのほか時間がかかります。
朝6時半に登山開始、最初は笹藪がひどく、露に濡れながらの登山道です。それでも快晴です、白神の疲れも苦になりません。
この登山口には酸ケ湯温泉があり、公設駐車場はひろくきれいなトイレもあります。
車中泊の旅人や登山者にとっては申し分のない所です。
大岳1584,4mです。
登山開始から1時間ほど、仙人岱につきますと、視界はいっぺんに開けます。もう稜線慢歩の醍醐味の世界。のびやかにおおらかに歩きます。
ともすれば色どりを失くしていく季節の変わり目です。
でも自然の営みは、これほど華やかな光彩を演出してくれます。
とても立派な大岳避難小屋です。
登山口から、大岳山頂を超えて駆け降りた鞍部にあります。駐車場から2時間ほどです。午後からの出発で、ここで宿泊して酒盛りするのも楽しそうです。
たおやかな八甲田、稜線歩きは大岳⇒井戸岳⇒赤倉岳そして田茂苞岳のロープウエイ山頂駅に続きます。
このロープウエイ駅から多くの登山者が登ってきます。
私はこの山頂駅の手前で「宮様コース」に入り、上毛無岱に向かいます。このコースは登山者も少なく、道も荒れています。
毛無岱は高層湿原で植物の宝庫です。出来ることなら、もう少し秋深くなるか、雪が消えた花の季節にきたいところです。
そしてきっと再び来るでしょう。
素晴らしい所です。
毛無岱の小さな秋です
この草原が燃えるような「草黄葉」になるのも間近です。
御存じ酸ケ湯温泉です。
わたくしも,千人湯に浸かり、蕎麦を食しました。
日々の営み、絵画とりわけ今を生きるアートを創出させたい。それと表裏を一体にして登山のこと旅のこと、自然とのかかわりを五感に感じることができるとうれしい。わたくしにとって、アートは美しいことが前提であるが、自然はそれを超えている。そしてそのどちらに身をゆだねてもすべて至福の世界。その中で起きる些細なこと、野生の動物たちとの出会い・山の幸海の幸の恵み、季節の移り変わりなどを記録していきたい。
2011年8月31日水曜日
白神岳(8月27日)
白神岳です
前日新潟から350キロ、一日がかりの楽しいドライブ。登山口の駐車場で一人宴会しながら車中泊です。ここには立派な休憩小屋があり、そちらで眠れば快適かもしれません。私はあえて車泊です。
登山道は「蟶山(マテヤマ)コース」と「二股コース」です。
多くの人はマテ山コースを選ぶみたいですが、今回は二股から登り蟶山に下りる周回コースを選びました。
二股コースは白神川に沿った登山道です。沢が合流する二股沢を徒渉すると一気に急登になります。
白神岳は海から駆け上る山塊です、標高1235mだからと軽く見ますと大変な目に会います。
このコース歩き始めはアップダウンは少ないのですが、荒れていますし、滑れば谷底です。それでも沢沿いの空気はマイナスイオンいっぱいです。
二股を過ぎますとブナの樹林をひたすら急登です。必要とは思いませんが、延々とロープを這わせてあるほどです。
森林限界を超えるころから急登はガレ場になり、一歩進んだはずが半歩ずり落ちます。
それでも気をとりなおして歩を進めます。
最後の詰めはあっけなく、さえぎるものがない頂上です。
あいにくのガスで、日本海は望めませんでしたが、山側の眺望はまさに世界遺産の貫録です。
できることなら「世界遺産の核心部」を歩ける日があるといいのですが。4時間の登りです。
帰りは蟶山コースを降りていきます。こちらのコースも楽な道のりではありません。
約3時間の下りになります。
標高からいけば低山です、暑さも相当なもの、登山口の水道を借りて、全身水浴びしました。
前日新潟から350キロ、一日がかりの楽しいドライブ。登山口の駐車場で一人宴会しながら車中泊です。ここには立派な休憩小屋があり、そちらで眠れば快適かもしれません。私はあえて車泊です。
登山道は「蟶山(マテヤマ)コース」と「二股コース」です。
多くの人はマテ山コースを選ぶみたいですが、今回は二股から登り蟶山に下りる周回コースを選びました。
二股コースは白神川に沿った登山道です。沢が合流する二股沢を徒渉すると一気に急登になります。
白神岳は海から駆け上る山塊です、標高1235mだからと軽く見ますと大変な目に会います。
このコース歩き始めはアップダウンは少ないのですが、荒れていますし、滑れば谷底です。それでも沢沿いの空気はマイナスイオンいっぱいです。
二股を過ぎますとブナの樹林をひたすら急登です。必要とは思いませんが、延々とロープを這わせてあるほどです。
森林限界を超えるころから急登はガレ場になり、一歩進んだはずが半歩ずり落ちます。
それでも気をとりなおして歩を進めます。
最後の詰めはあっけなく、さえぎるものがない頂上です。
あいにくのガスで、日本海は望めませんでしたが、山側の眺望はまさに世界遺産の貫録です。
できることなら「世界遺産の核心部」を歩ける日があるといいのですが。4時間の登りです。
帰りは蟶山コースを降りていきます。こちらのコースも楽な道のりではありません。
約3時間の下りになります。
標高からいけば低山です、暑さも相当なもの、登山口の水道を借りて、全身水浴びしました。
2011年8月20日土曜日
個展も無事終了し
さっそく北アルプス燕岳に直行です。夜の高速を走り登山口駐車場で仮眠、朝5時半過ぎに登り始めました。
3時間ほど登ると、城壁のような燕山荘が見えてきます。これより先は霧が出てきて、頂上では何も見えませんでした。それでも久しぶりの涼風に体が癒されて、大満足です。
下山後松本で一泊して翌日、どうしても立ち寄りたかった「梅野記念絵画館」にまわりました。
谷内六郎展を見るためです。
谷内六郎の絵は週刊新潮に表紙として描かれたものが多く、どの絵もその時代のさりげない風景や庶民の営みが童話のように語りかけてきます。その詩情豊かな原画はどれもこれも、見ているうちに懐かしくて涙が出てきそうです。当時はチョッと変な絵だとも思いましたが、改めて見てみると素晴らしい作品だったことが分かります。
先回の信州の旅では季節休館の為立ち寄れなかった、「軽井沢現代美術館」に行きました。夏休みで軽井沢は交通渋滞、なんとか時間に間に合いました。
写真のように記念写真をとるぐらいなら許してもらえます。もちろんフラッシュはだめです。そういえばルーブル美術館だってそうでしたからこのほうが自然かもしれません。
ということで、若者たちに人気らしく賑わっていました。とても楽しめる美術館です。おまけに鑑賞後、ドリンクのサービスがあり。さすが現代の美術館です。
さっそく北アルプス燕岳に直行です。夜の高速を走り登山口駐車場で仮眠、朝5時半過ぎに登り始めました。
3時間ほど登ると、城壁のような燕山荘が見えてきます。これより先は霧が出てきて、頂上では何も見えませんでした。それでも久しぶりの涼風に体が癒されて、大満足です。
下山後松本で一泊して翌日、どうしても立ち寄りたかった「梅野記念絵画館」にまわりました。
谷内六郎展を見るためです。
谷内六郎の絵は週刊新潮に表紙として描かれたものが多く、どの絵もその時代のさりげない風景や庶民の営みが童話のように語りかけてきます。その詩情豊かな原画はどれもこれも、見ているうちに懐かしくて涙が出てきそうです。当時はチョッと変な絵だとも思いましたが、改めて見てみると素晴らしい作品だったことが分かります。
先回の信州の旅では季節休館の為立ち寄れなかった、「軽井沢現代美術館」に行きました。夏休みで軽井沢は交通渋滞、なんとか時間に間に合いました。
写真のように記念写真をとるぐらいなら許してもらえます。もちろんフラッシュはだめです。そういえばルーブル美術館だってそうでしたからこのほうが自然かもしれません。
ということで、若者たちに人気らしく賑わっていました。とても楽しめる美術館です。おまけに鑑賞後、ドリンクのサービスがあり。さすが現代の美術館です。
2011年8月15日月曜日
個展 明日終了です
個展も明日16日(火曜日)で終了です。
たくさんの方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
それとともに、これからも創作に励み、より良い作品が出来るように努力したいと思います。
明日一日よろしくお願いいたします。
たくさんの方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
それとともに、これからも創作に励み、より良い作品が出来るように努力したいと思います。
明日一日よろしくお願いいたします。
2011年8月10日水曜日
今日は個展がお休みです。
ということで「星と森の詩美術館」にやってきました。
文字通り、美しいブナの森にかこまれた美術館です。
駐車場から藤巻英正さんという方の、愛らしい彫刻が迎えてくれます。
美術館の前には池もあり、周回路になっています。ちょっと遠回りですが彫刻たちとお話をしながら入り口に向かうのも楽しみです。
今回この美術館を訪れたのは
《いのちの詩をを謳う・・式場庶謳子展》が開催されているからです。
式場さんの作品はとても骨太で大胆な作風ですが、それでいて繊細な色彩と詩情あふれる作品です。
とても感銘を受ける作品展で、一昨年に続き二度目の今回も大満足です。
この写真のように平和で素敵な美術館です。ところが今回の豪雨は村のあちこちの道路を寸断しています。
美術館同様に美しい村ですので、なおさら切なくなります。
う回路を探しながらの訪問になります。
式場さんの作品は許可を得ていませんので掲載いたしません。
彫刻は屋外にオープンになっていますので掲載させていただきました。
ということで「星と森の詩美術館」にやってきました。
文字通り、美しいブナの森にかこまれた美術館です。
駐車場から藤巻英正さんという方の、愛らしい彫刻が迎えてくれます。
美術館の前には池もあり、周回路になっています。ちょっと遠回りですが彫刻たちとお話をしながら入り口に向かうのも楽しみです。
今回この美術館を訪れたのは
《いのちの詩をを謳う・・式場庶謳子展》が開催されているからです。
式場さんの作品はとても骨太で大胆な作風ですが、それでいて繊細な色彩と詩情あふれる作品です。
とても感銘を受ける作品展で、一昨年に続き二度目の今回も大満足です。
この写真のように平和で素敵な美術館です。ところが今回の豪雨は村のあちこちの道路を寸断しています。
美術館同様に美しい村ですので、なおさら切なくなります。
う回路を探しながらの訪問になります。
式場さんの作品は許可を得ていませんので掲載いたしません。
彫刻は屋外にオープンになっていますので掲載させていただきました。
2011年8月7日日曜日
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