2012年4月16日月曜日

新潟上越ー信州ー東京ー千葉ー福島 1000㎞


旅に出たくて、最初の訪問地を「上越市」にした。
「春色一番!!現代アート展」をぜひ見たかったのです。
舟見倹二・舟見里留・堀川紀夫氏の三人展でいずれも大好きな作家です。
とくに舟見倹二先生の作品にはいつも感動しています。





舟見先生からご招待をうけ、御自宅を訪問いたしました。
玄関からすぐのお部屋に作品が展示してあります。
どうですこの斬新さ!
素晴らしいでしょう!









軽井沢現代美術館です。
上越の舟見先生のお宅から次に向かったのは、小布施ミュージアムです。そこで1時間ほど観覧して、同行していた妻と長野駅でお別れです。
そのあと辿り着いたのがこの美術館です。
高速を使わずに走ってきましたので、入館ぎりぎりの午後4時でした。
金曜日の夕方のせいか私の一人の入館者でした。それでも快く応対していただいた館員に感謝です。


その日は群馬県の藤岡まで走りました。
道の駅に停泊して、すぐに「旅の友」とのもたれあいです。
新潟を6時に出て、日没のこの時間まで約12時間、けだるい感覚が麻痺していきます。
愛車の狭い空間がことさら心地よ夜です。






朝、藤岡をでて東京に着いたのは午前9時。北の丸公園の駐車場に車を置いて、「東京国立近代美術館」にいきます。
ポロックの展覧会をやっています。
見たかった展覧会の一つだったのです。
左の写真はポロックのアトリエを再現した場所の「床の一部」です。
ポロック展の感想は、思っていたほどの事はなかったというのが正直なところです。
期待が大きすぎたかも知れません。

今回の東京の目的は、左記のポロック展と、靉嘔展でした。
靉嘔展は東京都現代美術館で「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」というテーマで開催されていています。
こちらの展覧会は量的にも圧倒されそうで、見ごたえのある展覧会でした。








この日は雨風が強く、東京で歩きまくるつもりでしたが、あっさり敗退して次の目的地千葉県へ。
アクアラインを通りましたが、ご覧の通りの悪天候です。
今回はただ通過するだけです。









昨夜千葉県の長柄町にある道の駅で泊まりました。
例によって「旅の友と」楽しい夜を過ごし。朝目覚めたのは6時。
近くのダム湖に行き、遊歩道をお散歩です。
朝日が昇り、湖から朝霧が立ちます。こうした一瞬の光景に巡り合えるのも旅の楽しさです。今日は昨日と違って好天気が保障されます。
ゆっくり時間をつぶしてこれから「川村美術館」に向かいます。



川村美術館です
東京まで出たら必ず立ち寄ることにしています。
いつも個性ある企画展が開催されています。
それにもまして、この館の常設展示が好きなのです。
特に、第一展示室の「ルノアール」と「シャガール」からはオーラが出ていて身震いするほどです。
「ロスコーの部屋」は暗過ぎて、ロスコーの見せたかった色が出ていない気がします。作品保護の為だと思いますが、ロスコーの力量が誤解されそうです。


水戸芸術現代ギャラリーです
川村美術館から潮来・鹿島を回ってきました。
左のパネル案内の展示です。









大きなドームの中を寝そべって観る作品です。
こうして部分的にカメラで切り取ると、作品の良さが分かります。
だけど最近寝転がって観る作品が流行っているのでしょうか。
東京現代美術館でもやっていました。

この後福島にまわり三春の滝桜を見るつもりでした。でも今年は開花が遅れているようです。
あきらめて一路我が家へ、「1000㎞」の旅でした。




0 件のコメント:

コメントを投稿