2011年7月30日土曜日

島村洋二郎(青い光)遺作展

島村洋二郎を知ったのはつい最近です。
東御市の梅野記念絵画館でした。
それまで名前も作品も知らなかったのですが、一度見て以来とても気にかかる存在です。
とくに彼の自画像の複製を見ていると、美術館で受けた云い知れぬ感情が再び蘇ります。それはけして快い感覚ではないのですが、どこかに置き忘れてきた若い日の感覚・悔恨の情にも似て切ないものがあります。
そんな折、洋二郎さんの姪で島村直子さんから「島村洋二郎(青い光)遺作展」の案内をいただきました。
もう一度島村洋二郎に会いたいと思っていた心が通じたのでしょうか。
すぐにでも飛んでいきたいのですが
残念ながら私自身の個展に重なってしまいました。
でも島村直子さんはきっと、次の機会をつくってくださることでしょう。
若くして自分の「才能も命も」捨てざるをえなかった、島村洋二郎の悲しさ・無念さ・・ それでもなぜか優しさが漂う作品です、一人でも多くの人に知ってほしい。
会場は井の頭線「明大前」の近くです

2011年7月29日金曜日

個展開催日まで一週間です「8月6日~8月16日」

個展開催日まであと一週間です
焦り・期待・不安・などの感情が交差する時期です。
それでも今回の作品造りはうまく行った方です。
いつもはギャラリーの立地や壁面を意識した作品造りになります。
今回はそうした配慮をせずに、自分が一番造りたいものを目指しました。おかげで自分的には満足いく個展になりそうです。

個展を開くギャラリーは「松ぼっくり」と云います。
阿賀野市に五頭山がありその麓はひなびた温泉が点在します。出湯温泉・今板温泉・村杉温泉などがあり「名湯」として人気があります。
そのなかの出湯温泉のすぐそばにギャラリーがあります。
私は五頭山に登り、下山後に温泉に入るのを日課としています。私の入る村杉温泉共同湯は250円です。

2011年7月21日木曜日

「谷内六郎展」梅野記念絵画館(長野県東御市)

長野県東御市に梅野記念絵画館があります
今年四月初めて訪れた美術館で、とても気に入ってしまいました。
展覧会の内容も良いのですが、この絵画館一帯は、詩情あふれる素敵な場所です。
先日、絵画館から展覧会予定のお便りをいただいたので紹介します。
一つは「谷内六郎展」で今週末から始まります。
そして10月から始まる「青木繁展」「私の愛する一点展」です
谷内六郎は私にとっては懐かしい作家で、若いころ週刊新潮を買うたびに表紙絵の楽しみがありました。
また、青木繁は大好きで、在京中に「ブリジストン美術館」によく行ったものです。
そして青木繁のコレクションがブリジストンよりさきに梅野コレクションであったいうことですから驚きです。
「私の愛する一点・・」は無名の優れた画家の発掘も意図されているようで、作家に対する愛情を感じる企画です。ぜひ見たい企画です。
猛烈な酷暑の夏
高原の素敵な美術館のひと時はオシャレです。緑と涼風そして温泉もあります。

2011年7月15日金曜日

「アート&アーティストの底力」柏崎展

「アート&アーティストの底力」柏崎展が開催されます
震災復興支援チャリティの為に行われるものです。
私もお誘いを受け、参加させていただくことになりました
私のアートがお役にたてるか心もとないのですが
震災から受けた衝撃と
被災者の皆様をお見舞いさせていただく気持ちは
胸いっぱいです
ポスターはクリック拡大出来ます
御来場お待ちしております

鳥海山で納涼酒宴

 鳥海山鉾立登山口からみた「にかほ市」の夜景です。
 この夜景を見ながら乾杯です。
鳥海登山恒例の納涼酒宴。
と云っても私一人ですが・・・・
いつもより少し多めの「一番しぼり」に気分上々





鳥海は花の山です
今一番盛りなのが
四葉シオガマです
それにニッコウキスゲも咲き始めています
チン車は終盤ですが、ハクサンイチゲの群生が見事だったりします







霧の中に咲いています
豪雪や突風に耐え抜いてきて
一瞬の時を開花します

この繊細な美しさこそ
高山の花といえます




鳥海は霧の中です

ここは鳥海で一番好きな場所です
この正面に鳥海山の全容が見えます






千蛇谷です
もう少し早い時期であれば
雪渓の中を頂上まで歩けます
この時期 雪渓歩きはほとんどありません





なぜか頂上宿舎が美術館になっていました
管理する若い人たちが運営しているようで
「見せて欲しい」と云うと
気さくに応じてくれました

ゆっくり歩いて往復8時間の山旅です

2011年7月12日火曜日

暑い日です
裏山(五頭山)もさすがに暑い
それでも登ります

御褒美です
たまご茸が待っていてくれました
これほど美しい赤色はない
と思うほど好きな赤です
しかも美味しい
しかも4本
大収穫です


個展まで3週間
のんきに山登り・・・・・ではないのです
山を歩いていますと
さまざまなイメージが湧いてきます

私の創作は
山や森の不思議な力を浴びることで
はじまります

今日の一日
美味しいたまご茸と
作品を一枚
ありがとう
そして 少しのお酒に
かんしゃします

2011年7月10日日曜日

月山 雪と湿原そして花々

月山「弥陀ヶ原」の地糖です
今回の歩き始めは八合目駐車場からです
 天気予報で「晴れ」、急遽金曜夜8時に出発、国道7号をぶっ飛ばします
羽黒山の霊気をビンビン感じながら細く暗い林道を抜けると標高1400mの駐車場です。
缶ビールと菊正一番搾りを飲んで寝袋にくるまったのは午前2時です。
朝天気は晴れですが、湿原に霧が立ち込めて幻想的です
月山ですから「もちろん雪です」
あいにく霧で見えませんが、スキーヤーが大勢です。
ときおり雪渓の上を歩いたり楽しい登山です。
下界は気温35度だと言います
この冷気を日本中に送りたいぐらいです
月山八合目ー頂上まで2時間30分

今回は暑さからの脱出もありますが
高山の花たちに会いたかったのが一番です
期待通りたくさんの花たちに出会えて満足です

薄雪草の名の通り、雪の結晶のように輝いています
この花は「エーデルワイス」と呼ばれ多くの人に愛されています
私もやっとこの花の美しさが分かるようになりました
クリック拡大で見てください。
今回 際立って美しく咲いていたのがこの花です
「裏白瓔珞」うらじおようらく
インドでは貴人や仏の装身具を意味するそうです


黒ユリです 

ハクサンフウロ  私が一番好きなはなです

  クジャクチョウ でしょうか?  コイワカガミの花に止まっています

2011年7月6日水曜日

個展のお知らせです

川端隆行アートのせかい
「版画+コラージュ&ミクストメディア」

五頭のギャラリー松ぼっくり
8月6日(土曜)~16日(火曜)です
水曜日はお休みです

今回は版画べースにコラージュしたり彩色したりで楽しい作品造りなります。
とは言いましても個展間近になりますと焦りが出てきます

そんな中で出来上がった作品をいくつか載せていきます







上の作品と連作ですが、どちらも手彩とコラージュしたものです


















こんな作品を造っているときが
一番楽しいのです


いよいよこれから気合を入れて作品造りです
少しでも良い個展が開催でできるといいのですが・・・・・

2011年7月1日金曜日

日々アートしています

アートは楽しい遊びです
幼い日のらくがきのように
好きな形を造り
好きな色を乗せます









抽象とか具象とかに
こだわりは有りませんが
好きな形・好きな色は
譲れない・・・
私の創造の原点です
それはいつも揺れ動く不確かなものですが
日々変容する楽しさが
私のアートです