島村洋二郎を知ったのはつい最近です。
東御市の梅野記念絵画館でした。
それまで名前も作品も知らなかったのですが、一度見て以来とても気にかかる存在です。
とくに彼の自画像の複製を見ていると、美術館で受けた云い知れぬ感情が再び蘇ります。それはけして快い感覚ではないのですが、どこかに置き忘れてきた若い日の感覚・悔恨の情にも似て切ないものがあります。
そんな折、洋二郎さんの姪で島村直子さんから「島村洋二郎(青い光)遺作展」の案内をいただきました。
もう一度島村洋二郎に会いたいと思っていた心が通じたのでしょうか。
すぐにでも飛んでいきたいのですが
残念ながら私自身の個展に重なってしまいました。
でも島村直子さんはきっと、次の機会をつくってくださることでしょう。
若くして自分の「才能も命も」捨てざるをえなかった、島村洋二郎の悲しさ・無念さ・・ それでもなぜか優しさが漂う作品です、一人でも多くの人に知ってほしい。
会場は井の頭線「明大前」の近くです
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