毎年一度は登りたい山に「白馬岳」がある
昨年は事情があって登れなかったので、今回の登山は心が躍る
猿倉から大雪渓を登り白馬頂上・杓子・鑓・鑓温泉そして猿倉に戻る周回コースをたどる
この山荘の下に駐車場がある
白馬尻小屋は大雪渓の入り口
水の補給・トイレはここで
今日も多くの人が大雪渓を歩く
暑い日が続く今年の夏、この登山ルートは涼風が駆け抜けていく
生き返る思いで快さを満喫しながら
心配なこともある
年ごとに大雪渓が小さく細くなっていくような気がする
温暖化のせいで、「白馬大雪渓」が消えてなくなる!
そんなことは想像したくもない
軽アイゼンを使うと楽だ
大雪渓を過ぎると
「葱平」・・ここより花の道
白馬は「花の山」だ!
頂上まで途切れることなく、花々が咲く
雪解け水がおいしい
山の季節の変化は早い
見たい花に合わせて計画を立てるのも楽しい
今はミヤマトリカブト・トウヤクリンドウなどが盛りである
稜線を見ながらの歩きは
開放的で気分が良い
頂上までの時間を
ゆっくり間延びさせて歩く
白馬山荘で受け付けを済ます
今日も登山者が多いので、6畳間に8人
山小屋は、基本的に雑魚寝
白馬山頂
のんびり歩いてきたので
猿倉から7時間もかかった
かかった時間だけ、十分に楽しむことができる。
ただ夕方3時も過ぎると夕立の心配がある
白馬の夕立は強烈だ
登山道は川になり、目の前で雷が炸裂する
晴れているからと、安心できない
朝5時30分
朝食は弁当にしてもらい出立
若い女性のソロ
最近、若い女性の一人歩きが多い
しかもザックの大きさからテント泊
早朝からはたしてどこへ
とても凛々しくて頼もしい
出発を早めにするのは
ガスが湧いてこない間に
稜線からの風景を楽しみたいから
立山連峰・剣岳、槍や穂高も見える
白馬鑓の登り口から振り返ると
杓子岳越しに白馬が見える
杓子はトラバースしないで
稜線を歩いたほうがいい
白馬鑓頂上
大出原からみる鑓岳
縦走路から見る形と
全く違う形に見える
鑓温泉
豊富な湯量があふれ出す
鑓温泉から3時間
林道についたのは午後3時過ぎ
朝5時30分に白馬山荘を出発してからすでに10時間近く経っている
途中で遊びすぎたようだ
しかしもっと山中にいたかった気もする
日々の営み、絵画とりわけ今を生きるアートを創出させたい。それと表裏を一体にして登山のこと旅のこと、自然とのかかわりを五感に感じることができるとうれしい。わたくしにとって、アートは美しいことが前提であるが、自然はそれを超えている。そしてそのどちらに身をゆだねてもすべて至福の世界。その中で起きる些細なこと、野生の動物たちとの出会い・山の幸海の幸の恵み、季節の移り変わりなどを記録していきたい。
2012年8月31日金曜日
2012年8月22日水曜日
北岳(8月19日29日)
北岳は憧れだった
いつか登りたい山の 一つでもあった
片道350キロ、少々遠い道程を楽しみながら車を走らせる。
途中激しい雨・雷
それでも「明日は晴れ」の天気予報で心は軽い。
芦安の市営駐車場(無料)
昨夕到着、例によって一人酒盛りで至福の時を過ごす。
朝4時半ともなると、広河原行きの乗合タクシーが10台ほど現れる。
5時10分始発にもかかわらず、乗客をどんどん乗せていく。じつにサバケテいる。
始発時間等は季節によって変わるが、「片道1000円」は、乗合タクシーとはいえ割安感がある。
広河原に6時に到着
ビジターセンターでトイレを済ませ
ストレッチをする
6時30分登山開始。
この時間に出発出来れば、行動時間は余裕!例によってのんびり歩くことのする。
このつり橋が登山開始のセレモニーみたいなもの、気分が高揚してくる。
それにしても、若い人が多い。、黄色い声が華やいでいたりして、心が浮き立つ。
じつに爽快だ!
しかしこの若者たちの 登山指向の高まりは、きっと国中が不景気になっているせいかも知れない。
そうだよ、グルメ旅行よりも健康な山飯を食おう!
大樺沢から山頂が見える
いつも思う「山は美しい・日本は美しい」
この風景の中を歩く「辛さなんて」何も無い。
ゆっくり歩けばいいのだ、いつかあの頂上に着く。
登山開始を出来るだけ早くすることだ
10分でも20分でも早く立つと、心の余裕が違う。
心に余裕があれば見える風景も違う。
大樺沢二股から左又にコースをとる。
雪渓が残っていて嬉しい。
雪渓は歩きやすいし、何よりも冷風が心地よい。
すぐそばに平行する登山道もあって、多くの人はそちらを行く。
有名な北岳パットレス
今日は、とりついている人はいないようだ
写真では美しい空に気を取られて、パットレスの迫力が写せなくて残念。
一見の価値あり!
「北岳八本歯のコル」 ルートは梯子の連続
しっかり取り付けてあるので心配はいらない
八本歯のコルからしばらく登ると、「北岳山荘」への巻き道がある
写真では危険そうだが、しっかりした道が付けてあるので安心だ。今回このルートをとったのは、「花がきれい」と云う情報があったから。
山は、もう秋の始まり。花のことはあまり期待していなかった。
だがどうだろう、さまざまな花が咲き誇っている。通る人が少ないのを良い事に、随分ゆっくり通過した。
朝の富士山
昨日北岳山荘に着いたのは13時頃
ゆっくり歩いたので7時間近く掛かって山荘に着いた。
山荘では、見知らぬ人との相部屋。本日は布団一枚分が我が宿、それでも山小屋では贅沢。
眼を覚ませば快晴の空に富士山がくっきり。
朝の北岳に向かって登る。
今日は山頂から、肩の小屋を通り、白根御池小屋から広河原に下りる。
本当に楽しめる山で、それほどキツイ山でもない。
こんなことなら間ノ岳・農鳥岳を歩く計画にしておけばよかったと悔やむ。
楽しみを次回に回すことにして、頂上に向かった。
美しい花々をどうぞ
いつか登りたい山の 一つでもあった
片道350キロ、少々遠い道程を楽しみながら車を走らせる。
途中激しい雨・雷
それでも「明日は晴れ」の天気予報で心は軽い。
芦安の市営駐車場(無料)
昨夕到着、例によって一人酒盛りで至福の時を過ごす。
朝4時半ともなると、広河原行きの乗合タクシーが10台ほど現れる。
5時10分始発にもかかわらず、乗客をどんどん乗せていく。じつにサバケテいる。
始発時間等は季節によって変わるが、「片道1000円」は、乗合タクシーとはいえ割安感がある。
広河原に6時に到着
ビジターセンターでトイレを済ませ
ストレッチをする
6時30分登山開始。
この時間に出発出来れば、行動時間は余裕!例によってのんびり歩くことのする。
このつり橋が登山開始のセレモニーみたいなもの、気分が高揚してくる。
それにしても、若い人が多い。、黄色い声が華やいでいたりして、心が浮き立つ。
じつに爽快だ!
しかしこの若者たちの 登山指向の高まりは、きっと国中が不景気になっているせいかも知れない。
そうだよ、グルメ旅行よりも健康な山飯を食おう!
大樺沢から山頂が見える
いつも思う「山は美しい・日本は美しい」
この風景の中を歩く「辛さなんて」何も無い。
ゆっくり歩けばいいのだ、いつかあの頂上に着く。
登山開始を出来るだけ早くすることだ
10分でも20分でも早く立つと、心の余裕が違う。
心に余裕があれば見える風景も違う。
大樺沢二股から左又にコースをとる。
雪渓が残っていて嬉しい。
雪渓は歩きやすいし、何よりも冷風が心地よい。
すぐそばに平行する登山道もあって、多くの人はそちらを行く。
有名な北岳パットレス
今日は、とりついている人はいないようだ
写真では美しい空に気を取られて、パットレスの迫力が写せなくて残念。
一見の価値あり!
「北岳八本歯のコル」 ルートは梯子の連続
しっかり取り付けてあるので心配はいらない
八本歯のコルからしばらく登ると、「北岳山荘」への巻き道がある
写真では危険そうだが、しっかりした道が付けてあるので安心だ。今回このルートをとったのは、「花がきれい」と云う情報があったから。
山は、もう秋の始まり。花のことはあまり期待していなかった。
だがどうだろう、さまざまな花が咲き誇っている。通る人が少ないのを良い事に、随分ゆっくり通過した。
朝の富士山
昨日北岳山荘に着いたのは13時頃
ゆっくり歩いたので7時間近く掛かって山荘に着いた。
山荘では、見知らぬ人との相部屋。本日は布団一枚分が我が宿、それでも山小屋では贅沢。
眼を覚ませば快晴の空に富士山がくっきり。
朝の北岳に向かって登る。
今日は山頂から、肩の小屋を通り、白根御池小屋から広河原に下りる。
本当に楽しめる山で、それほどキツイ山でもない。
こんなことなら間ノ岳・農鳥岳を歩く計画にしておけばよかったと悔やむ。
楽しみを次回に回すことにして、頂上に向かった。
美しい花々をどうぞ
大朝日岳
大朝日岳はいつ見ても端正な美ししさが際立つ
朝日岳登山を計画したときには分からなかったが、日暮れ沢小屋までの林道が崩壊して通行止め。
40分ほどの林道歩きとなる。
10時過ぎの太陽がきりきりと痛いほど降り注ぐ。歩き始めが遅かった上に酷暑は辛い。
林道が復旧するのは9月下旬らしい。紅葉の季節には間に合うだろう。
今回のコースは
日暮れ沢からハナヌキ峰を経て小朝日岳~銀玉水~大朝日小屋に至るコース
(いつもは竜門小屋経由が多いが初めてのコース取り)
頂上直下まで来た時には午後6時を過ぎていた。この時間になると稜線は涼しい風が吹き抜けて気持ちがいい。
とにかく暑くつらい登りであった。
遅い到着であったが、結果的には楽しい歩きだったような気がする。
思いがけないほどの花々が迎えてくれた。
朝日岳は「いい山」なのだ
朝日岳登山を計画したときには分からなかったが、日暮れ沢小屋までの林道が崩壊して通行止め。
40分ほどの林道歩きとなる。
10時過ぎの太陽がきりきりと痛いほど降り注ぐ。歩き始めが遅かった上に酷暑は辛い。
林道が復旧するのは9月下旬らしい。紅葉の季節には間に合うだろう。
今回のコースは
日暮れ沢からハナヌキ峰を経て小朝日岳~銀玉水~大朝日小屋に至るコース
(いつもは竜門小屋経由が多いが初めてのコース取り)
頂上直下まで来た時には午後6時を過ぎていた。この時間になると稜線は涼しい風が吹き抜けて気持ちがいい。
とにかく暑くつらい登りであった。
遅い到着であったが、結果的には楽しい歩きだったような気がする。
思いがけないほどの花々が迎えてくれた。
朝日岳は「いい山」なのだ
2012年8月7日火曜日
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