北岳は憧れだった
いつか登りたい山の 一つでもあった
片道350キロ、少々遠い道程を楽しみながら車を走らせる。
途中激しい雨・雷
それでも「明日は晴れ」の天気予報で心は軽い。
芦安の市営駐車場(無料)
昨夕到着、例によって一人酒盛りで至福の時を過ごす。
朝4時半ともなると、広河原行きの乗合タクシーが10台ほど現れる。
5時10分始発にもかかわらず、乗客をどんどん乗せていく。じつにサバケテいる。
始発時間等は季節によって変わるが、「片道1000円」は、乗合タクシーとはいえ割安感がある。
広河原に6時に到着
ビジターセンターでトイレを済ませ
ストレッチをする
6時30分登山開始。
この時間に出発出来れば、行動時間は余裕!例によってのんびり歩くことのする。
このつり橋が登山開始のセレモニーみたいなもの、気分が高揚してくる。
それにしても、若い人が多い。、黄色い声が華やいでいたりして、心が浮き立つ。
じつに爽快だ!
しかしこの若者たちの 登山指向の高まりは、きっと国中が不景気になっているせいかも知れない。
そうだよ、グルメ旅行よりも健康な山飯を食おう!
大樺沢から山頂が見える
いつも思う「山は美しい・日本は美しい」
この風景の中を歩く「辛さなんて」何も無い。
ゆっくり歩けばいいのだ、いつかあの頂上に着く。
登山開始を出来るだけ早くすることだ
10分でも20分でも早く立つと、心の余裕が違う。
心に余裕があれば見える風景も違う。
大樺沢二股から左又にコースをとる。
雪渓が残っていて嬉しい。
雪渓は歩きやすいし、何よりも冷風が心地よい。
すぐそばに平行する登山道もあって、多くの人はそちらを行く。
有名な北岳パットレス
今日は、とりついている人はいないようだ
写真では美しい空に気を取られて、パットレスの迫力が写せなくて残念。
一見の価値あり!
「北岳八本歯のコル」 ルートは梯子の連続
しっかり取り付けてあるので心配はいらない
八本歯のコルからしばらく登ると、「北岳山荘」への巻き道がある
写真では危険そうだが、しっかりした道が付けてあるので安心だ。今回このルートをとったのは、「花がきれい」と云う情報があったから。
山は、もう秋の始まり。花のことはあまり期待していなかった。
だがどうだろう、さまざまな花が咲き誇っている。通る人が少ないのを良い事に、随分ゆっくり通過した。
朝の富士山
昨日北岳山荘に着いたのは13時頃
ゆっくり歩いたので7時間近く掛かって山荘に着いた。
山荘では、見知らぬ人との相部屋。本日は布団一枚分が我が宿、それでも山小屋では贅沢。
眼を覚ませば快晴の空に富士山がくっきり。
朝の北岳に向かって登る。
今日は山頂から、肩の小屋を通り、白根御池小屋から広河原に下りる。
本当に楽しめる山で、それほどキツイ山でもない。
こんなことなら間ノ岳・農鳥岳を歩く計画にしておけばよかったと悔やむ。
楽しみを次回に回すことにして、頂上に向かった。
美しい花々をどうぞ
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